前世療法・・・子供と自由
こんにちは
セラピールームLuciah-ルチア-のYumikoです。
寒い日が続いていますね。
12月ってこんなに寒かったかしら??
では今回は、先日紹介した(離婚をし、お子さんの親権を元夫にとられた)Yさんの、
二回目の退行催眠のセッションの話からスタートです。
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催眠の誘導を始め、Yさんにはリラックスしてもらい、
まだ離婚前の家族そろって生活していた、ある場面の中に入ってもらいました。
その場面は、家事をしているある日の場面でした。
Yさんは、苦しさや今にも泣きだしたい気持ちを伝えてきました。
「子供の声がうるさい」
「振り回される」
「私も泣きたい」
「時間を奪われるのがいや」
「でもどうしようもできない」
「でも子供がかわいい」
子育てで苦しい思いをされているようでした。
苦しさを詳しく表現してもらうと、
「喉をしめつけられるようなひどい苦しさ」
でした。
今回表に出てきた彼女の一番の苦しさは、
ご自身で思っていた「離婚」「子供と離された事」ではなく、
子どもに自分の自由が奪われる苦しさだったのです。
「喉をしめつけられるようなひどい苦しさ」
をキーワードに、Yさんに過去生(前世)に入ってもらいました。
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10歳の少女
石の家、ベッド
Yさんは、のどの絞られるような苦しさと痛み、身体の熱さを感じる・・
と伝えてきました。
高熱を出しているようです。
少し時間を進めてもらうと、今度は12歳の場面になりました。
彼女はしゃべれないようでした。
10歳の時の高熱のせいで声が出なくなったのです。
口のきけない彼女は家族に捨てられ、
一人で生きるために毎日大人に交じって働いていました。
住まいは何もない壁だけ。
感じているのは孤独感や寂しさ、無力感、やるせなさでした。
時間を進め、次の場面に移動してもらうと、
彼女は20歳前後。
場面は、今まさに崖から身を投げて命を絶つところでした。
「自分が死んでも世の中変わらない。だれも悲しまない。」
「自分の人生を思うように生きたかった。」
悲観した思いのまま短い人生を終わりました。
Yさんには、今経験した人生での学びをもう一度感じてもらった後、
強い思いやエネルギーを手放してもらい、
今世の体にしっかりと戻ってきてもらいました。
Yさんに感想をうかがうと、
「エネルギーを手放したつもりだけど、すっきりとした感じではない。」
とのこと。
「ただ、子供から離れたのは、自分の願望だったのかもしれないと気付いた。」
と話されました。
私からは、
次回のセッションまでご自身の気持ちの変化を感じながら
過ごしていただくよう伝え、
二回目のセッションを終了しました。
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さあ、Yさんはこれからの一週間、
どんな変化があるのでしょう(^.^)
次回のブログには、Yさんの三回目のセッションの紹介をしますね。
皆さま、風邪をひかぬよう暖かくお過ごしください。
・・・つづく・・・
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心と身体に寄り添うセラピスト阿久澤ゆみこ
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