退行催眠療法(ヒプノ)のお話・・Sさんの2歳から1歳の記憶

こんにちは
セラピールームLuciah-ルチア-のYumikoです。

今日も風が強いです。
窓を開けておくとほこりが入るぐらい風が強い日が続いてる気がしますが、
毎年こんなでしたっけ??

強風の中、庭の木(名前忘れた(;’∀’))にも小さなお花が咲きました。

 

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さて、今日もSさんの年齢退行のお話を続けましょう。

前回は幼稚園生ぐらいの記憶へ戻りました。
今回はSさんを4歳よりもさらに小さい時の記憶に誘導したお話です。

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****以下年齢退行中のSさんの言葉****

私は今2歳ぐらい・・・
ここは家の中の廊下

痛い!痛いよう・・・
遊んでる時、廊下で転んで後頭部を思いっきり打った。

びっくりしたの。すごく痛い。
私は大声でわんわん泣いてる。
でもお母さん来ない。台所に居るはずなのに。

お母さん、私の声聞こえないの?
泣いてるのに助けてくれないよ。
お母さん、私のこと助けてくれない。

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2歳から更に年齢退行の誘導をします

Sさんは小さかった時のボディに
しっかりと入っているようです。

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今1歳ぐらい
私、歩ける。

でもお母さんにだっこされてる。
嬉しい。気持ちいい。
このままずっとこうしていてほしい。
お母さんの腕の中でうとうと・・・

目を覚ましたらお母さんがいない。
布団に寝ていた。

大きな声を出してもお母さんが来ない。
心が全部不安。

大きな声を張り上げて泣いている。
玄関に立ってずっと泣いている。

 

お母さん、自転車で帰ってきた。買い物?
帰ってきてほっとした。嬉しい。

でも、黙って私を置いて出かけたことに腹を立てている。
怒って泣いている。
それなのにお母さんは私を無視。

私の泣き声がうるさそうにしているだけ。

抱っこ
抱っこして欲しい・・・

お母さん、私の気持ちをわかってくれない・・・

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ここでSさんには小さい自分の体から離れるよう誘導し、
今まで感じてきた退行中の感情を振り返ってもらいました。

そこで気付くことは何かSさんに尋ねます。

「私は小さい時、嬉しい時も不安な時も辛い時も
いつだってお母さんやお父さんに
そうだね良かったねとか、辛かったねとか
共感してもらいたいと思ってた。
でも、私の心はいつも否定されてたように思う。」

「良い考えだと思ったことも、行動も、
いつも、ちがう!と頭から潰されていた。
だから私が考えたことや決めたことは、
『違う』と学習してきた。
両親からそう教わったんだもの。」

Sさんには小さかった頃の自分の時間に入ってもらい、
小さく心細い自分をヒーリングをしてもらいました。

 

Sさんは、静かにたくさんの涙を溢れさせました。

 

涙が落ち着いた頃、大人の体にしっかりと入るよう誘導し、
催眠状態から戻ってもらいました。

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Sさんは、自分の足を引っ張るもう一人の自分が
どうやって生まれたのか理解したとおっしゃいました。

とっても大きな発見をしたようで、
活き活きとした話し方で感想を述べられたのが印象的でした。

その後Sさんは、不必要な自分を理解し、
手放すための退行催眠のセッションを数回受けられ、
今回の彼女がはじめに持っていたテーマはクリア出来たとの報告をいただきました。

嬉しい瞬間です(*^_^*)

 

 

お読みくださってありがとうございます。
Sさんのお話はこれでおしまい。

みなさま良い風に負けずに午後を

 

「気持や身体が楽になりました」「以前より若くみられる」
そんな皆様のお声が聞きたくて・・・
健康的に若々しく
自然体で穏やかに
毎日が心地よく過ごせるお手伝い

心と身体に寄り添うセラピスト阿久澤ゆみこ
セラピールームLuciah-ルチア-

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